松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2015年6月25日木曜日

瀟灑園 (ソセウォン)

今学期に旅行したり、行った場所を、ややアトランダムに。

2015年5月12日(火)、韓国学科の踏査旅行。要は遠足。全羅南道潭陽郡南面にある有名な韓国庭園、瀟灑園(ソセウォン)への日帰り旅行。







庭園を造ったのは梁山甫(양산보 1503~1557)という人物。
恩師の趙光祖 (조광조 1482 1519)が、己卯士禍(기묘사화 きぼうしか、李氏朝鮮中期の1519年、士林派の急進的若手官僚が、保守的な勲旧派の抵抗によって失脚させられた事件)で流刑、賜死させられたことをきっかけに、出世を捨てて造った庭園。朝鮮時代を代表する名園とのこと。













瀟灑園 (ソセウォン)とは、 清くすがすがしい庭園という意味。
敷地を流れる渓流を中心に、山水の姿が造られている。日本式の庭作りの影響もあるそうだ。渓流が曲がって流れてくるあたりだろうか。









庭園と竹林を眺めるだけの1日だったが、片道3時間もかけて見学に行くほどの景色なのだろうか、という疑問が残る。まあ、大邱周辺ではこれだけの奥深い竹林にはお目にかかれない。竹林を吹き抜ける風は爽やかだった。

韓国学科の修士、博士課程在籍者、卒業生ら10人が参加。小型バスだったので、往復6時間もかかると尻が痛くなった。大邱へ戻り、ふぐ鍋を食べて解散。会費は5万ウォンだが、今日の分と、5月15日の「先生の日」の会食代金も含まれる。

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