松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2015年12月19日土曜日

2015年 放學その1

2015年12月19日(土)

2学期も終了し、放學(パンハク、冬休みや夏休みのこと)となったので、まだ書いていなかったことをあれこれ。



これは 이창언 先生(文化人類学)の「한국생활사연구」(韓国生活史研究)で発表をしているところ。主に近現代の韓国人の日記・文集などを元に各時代、各地域の人々の生活史、生活様式などを学ぶ。約10人の学生は、それぞれ関心のある人物や地域の日記をもとにそれを発表した。外国人3人は、自分の国の人物の生活を発表せよ、とのことだったので、小生は日本人の、ベトナム人のN君とTさんはベトナム人の生活史を発表した。


小生の発表は、永井荷風の「罹災日録」から日本人の生活を話した。「断腸亭日乗」の中から、1945年の1年間だけを「罹災日録」という書名で 1947年に刊行したものである。


이창언 先生はとても厳しい先生との噂だったが、大学院、特に韓国学科の授業は(年上の学生も多いので)人が変わったように丁寧だとも聞いていた。言葉も明快でわかりやすく、発表も気に入ってもらえたようで、私たち(韓国学科、哲学科、文化人類学科、読書作文科の学生たち。若いベトナムの2人を除くと、平均年齢は50歳くらい?)には、とても感じのいい人だった。12月7日の最後の授業のあと、われわれを近所の食堂に招いてご馳走してくれた。
ちなみに、読書作文科というのは聞きなれない学科名だが、大学院に昨年から開講されたらしく、40代の女性2人がそこの博士課程に所属していて、一緒に授業を受けた。


ピンボケだが、バスの中のWIFI


地下鉄の中のWIFI。左がKT、右がSKテレコム。




大邱の繁華街、東城路のスナップ。ようやく厳しい寒さが少し始まった。特に風が吹くとこたえるのである。


これは学生食堂の定食。2500ウォン。トンカツ、トッポキ、キムチ、卵スープ。

              

一番通った(といっても週に1度か2度だが)、「善香斎」(ソンヒョンチェ)の昼の定食。5000ウォン。同じトンカツ定食でも、これだけ違う。毎日工夫されたメニューが出る。本来は教職員専用食堂なのだが、昼時は学生たちで満員になる。


これは Steven Dana に案内してもらった七星市場(チルソンシジャン)の海鮮専門店での刺身盛り合わせ。2人前、2万ウォン。大邱にしてはまずまずで、赤身の魚やイカ、タコも入っている。 


同じく七星市場で、昼飯をハシゴ。これは豚肉を炭火(練炭)で焼いた定食。確か、1人前5000か6000ウォン。Stevenは嶺南大学視覚デザイン学科で絵を教えているニューヨーカー。週末には防川市場で「Chiliboy」というテイクアウトの店(チリ、プリトー、サンドウィッチ)を趣味半分で開いている。金曜日に七星市場へ食材を買い出しに来て、金曜の夜にチリを仕込み、土日に店を開くという生活を今年の春から続けてきた。七星市場では、どこへいっても人気者である。

彼は妻がNYで知り合った韓国人のアーティスト。なぜか人生がよじれて、妻はNYに残り、Stevenは大邱に来て教師とレストランをやっている。韓国語はカタコトなので、もっぱら英語で話した。今年英語を話した相手はStevenだけだろう。


これは隣にいるSさん(日本人、22歳くらい)がfacebookに乗せていたスナップから。彼女はH学園大学を休学して語学留学中。手前は去年語学堂で一緒だったH君とSさん。共に中国人で、H君は視覚デザイン科、Sさんは経営学科の学生。この日は防川市場で鶏を食べ(Chiken Daddy)、H君の車(Avante)で慶山まで帰ってきた。

0 件のコメント:

コメントを投稿