映画「内部者たち」を、観た。以下、ネット記事からの引用。
「予告映像で登場する暴力組織、検察、マスコミ、政治、財閥の闇の取引を通じて、巨大な構図を予感させる。復讐を夢見るアン・サング、成功を取引する検事ウ・ジャンフン(チョ・スンウ)、政治界の構図を設計するベテランの新聞社顧問イ・ガンヒ(ペク・ユンシク)の3人と、彼らに力を貸す人物まで、想像もしなかった彼らの対決に、どんな結末が待っているのか、期待感を刺激する。
「内部者たち」は、社会の深層まで根付いた韓国社会の腐敗と不祥事を、内部者たちを通じて鋭く暴き出す犯罪ドラマだ。ユン・テホ漫画家の同名のウェブ漫画の安定したストーリーとともに、イ・ビョンホン、チョ・スンウ、ペク・ユンシク、イ・ギョンヨン、キム・ホンパ、ペ・ソンウ、チョ・ジェユン、キム・デミョンなど、韓国映画界を代表する俳優たちが出演して、最高の没入度を誇ると予想される。」
結論から言うと、イ・ビョンホンだけが良い。
社会派映画としては、政界、マスコミ、検察、裏社会の人物たちの複雑さや凄味が物足りない。
小生の韓国語能力のせいもあるのかもしれないけれど。
マンガが原作だから、キャラクターを単純化しすぎているのではないか。それぞれの登場人物たちが住む社会があまり描けていない、。チョ・スンウ演じる検察の世界が、ややそれらしく描かれている。
元民主化運動の闘士にして「祖国日報」の論説委員、マスコミの黒幕を演じるペク・ユンシクや、大統領候補の政治家イ・ギョンヨンなどが少しうすっぺらなのである。
来年3月日本公開予定。
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