松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2011年5月5日木曜日

2011年5月4日(水)

今日も青空。横井さん宅からゆっくり歩いて20分で「パウル・クレー美術館」に到着。関西国際空港を設計したことで知られるレンゾ・ピアノの建築。曲線の使い方が何やら似ている。このクレーのコレクションは全部モーリス・ミューラーという人が集めて寄贈したもの。スイスには、知られざる、とてつもない金持ちがいるのだそうだ。美術館の中もすっきりしたデザインが細部まで徹底されていて気持ちがいい。クレーの絵より、建物のほうが印象に残ったのだった。
バスで旧市街まで出て、お土産探し。その前に、昼食。スパゲティを食べたくて駅前のSCALAというイタリアン・レストランに適当に入る。店構えも雰囲気も高級感漂い、期待したが、ぺぺロンチーノを頼んだのが失敗(泣)。
これぐらいなら、時々家で自分でつくるものと変わらない。デザートのパンナコッタもイマイチ。前菜のサラダ、赤ワイン2杯とで67スイスフラン。トホホ…である。サービスの女性も愛想をふりまくマネージャーもいい感じだったのだが…。
ベルンの街は狭い…というのは、ぶらぶら歩いていると、昨日駅の時間待ちに書店に入り、横井さんが声をかけた中国人の青年とばったり会ったからだ。ベルン大学を出てこの街に住んでいると言っていたが、奥さんと小さな子供と一緒だった。
街を歩くが、これはという店には出会えない。アムステルダムの方がまだありそうな気がする。


夕方、横井さんに頼まれて郵便局に荷物を出しに行ったら、SCALAの愛想のいいマネージャーとばったり。ランチをエンジョイしたかとにこやかに握手をされたので、仕方なく、イエース、何とかかんとかと、適当なことを言って手をふって別れる。
結局大した物は買えず、旅行用品の小物を少し。夕食は横井さんと団地の食堂(ピッツェリア)で。頼んだものがまた失敗で、書く気も起こらず。明日のパリに期待するしかない。
緑あふれるベルンに5日間も滞在して、ゆったりとした時間を過ごせたのは良かったが、美味しいものには遭遇できなかった。マリスからもらったボンべイ土産のマンゴーが一番だったかも。
横井さんはチャリティ展の準備やら何やらに忙しく、小生が居候するのも負担だったみたい(女性だから、やはり何かと神経が細かい)で、男と女が一つ屋根の下に生きることの難しさをあらためて実感。

1 件のコメント:

  1. >明日のパリに期待するしかない。

    私も期待していますw

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