松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2011年5月7日土曜日

オルセーからサン・ジェルマン・デ・プレへ

オランジュリーのモネ、ルノワール、セザンヌ、モディリアーニ、ルソー、ローランサン、ピカソ、マティス、ドラン、ユトリロ、どれも素晴らしかった。美術館自体が小さいのが良い。ソルフュリーノ橋を渡ってオルセー美術館へ。こちらは規模が大きく、入口に大行列。炎天下、みな行儀よく並んでいる。中に入ってもカフェで行列、マネの特別展室前にも行列。またルーブルとオランジュリーは撮影OK(フラッシュは駄目)だったのに、オルセーは撮影不可。

           



ドガ、ゴーギャン、ゴッホなどが素晴らしい…。しかし、一日に3つの美術館を廻って、もう飽和状態で頭が朦朧としてきた。
サン・ジェルマン・デ・プレにゆっくりと向かう。カフェ・ドゥ・フロールもドゥ・マーゴも満席。30年前にもここに座ったなあ…と昔の日々を思い出す。
夕方になったので、少し先のイタリアン・カフェに入り、赤ワインとカルボナーラ。昨日、好村さんがパリのイタリアンにははずれが多い、と言っていたのを思い出した。どうも今回の旅、イタリアンはついていなかった。まずい赤ワインをカラーフで飲んでしまったので面倒くさくなり、タクシーでホテルに戻る。

東大剣道部にいた好村さんは、30数年前に剣道の指導でパリに派遣され、そのまま住み着いてしまった人。小柄で華奢な体格だが剣道8段である。4年前に「侍の翼」という小説を書いて時代小説作家としてデビューし、小生がそのお手伝いをしたというお付き合い。ご厚意に甘えて、明日もお世話になることにした。

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