松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2014年4月13日日曜日

桜の季節

3月末から大邱や慶山にも桜の季節が訪れ、今週は葉桜となった。ほぼ東京と同じくらいか。
4月2日(水)、大邱市内にある頭流公園の桜。







家族連れやカップルがシートを敷いて食事をしたり酒を飲んだりの光景は日本と同じ。ここは広い公園で、連翹、桜、桃、躑躅、ライラックなども楽しめた。

これは、4月5日(土)、嶺南大学の様子。キャンパス内の桜が有名になり、家族連れでにぎわっていた。




2014年4月12日土曜日

2014年4月12日(土)

ひと月近くブログを書くのをサボってしまった。毎日インターネットに接しているのだが、ツイッターやフェイスブックに気を取られ、カカオトークやカカオストーリーも始めてしまったので、注意が散漫になった。桜の話題など、カカオやフェイスブックに一度写真をアップしてしまうと、その話題をまたブログに書くのが億劫になってしまう。しかしゆっくり文章を書けるのはブログだけなので、毎週末には必ずこのブログを書くくらいのペースに戻したいものだ。


昨日、一昨日は中間試験。

쓰기 スッキ(作文)
받아쓰기 パダッスギ(聞き書き)
듣기 トゥッキ(聞き取り)
읽기 イルギ(読解)
말하기 マルハギ(話す)

スッキ(作文)とパダッスギ(聞き書き)は、できた。あらかじめ、例文やテーマを示されているので、事前に練習しておけば良い。トゥッキ(聞き取り)も、教科書で知っている例文が多く、まあまあできた。できなかったのは、읽기 イルギ(読解)で、質問と例文があり、正解を選ぶか、回答を書く。おそらくTOPIK(韓国語能力試験)に近い形式で、短い時間に大量の問題を解かねばならない。時間さえあれば正解を探すのは難しくないと思うのだが、何しろ時間がなく、終了時間が迫ってくると小さなパニックになり、読むことに集中できない。
終了5分前くらいになるとざわざわしはじめ、席を立って試験用紙を先生に渡して先に帰る学生とか、預けていた携帯電話を探す学生、明日のTOPIK模擬テスト(小生には関係ない)を受ける人はどこそこに何時などと大きな声を出す先生とか、落ち着かず、集中できないのだ。このあたりが最後の最後まで静謐が保たれる日本の試験とは違う。
途中で問題に間違いが見つかり、正しい例文が板書されたが、こういうのはいつものこと。試験用紙にも例によって、解答欄がなかったり、質問に該当する傍線が引いてなかったりする箇所があった。ともかく例文や試験問題を頭からゆっくり読んでいては時間が足りない、選択肢や質問から前後を類推していかに短い時間で解答を書くか、という受験技術が必要である。小生は易しい前の方の問題に丁寧に時間をかけすぎて、後半の難しくなる問題に取り組むには時間が全く足りなかった。終わって、どっと疲れて、後悔が押し寄せてきた。

말하기 マルハギ(話す)は、最初の木曜日に試験があったのだが、クラスの生徒全員に向かって、5分ほどテーマに沿った発表をしなければならない。

1 ストレスを解くには
2 韓国語を上手に話すには
3 ダイエットを成功させるには
4 韓国での生活に慣れるには
5 友達と上手につきあうには

この中から一つ、あらかじめスピーチを準備して、できればパワーポイントなどを使い簡単な説明画像があれば良い、ということだった。
中国人の学生たちはそれぞれ可愛らしい画像を用意してあり、上手下手はあるものの、まずまずの話をする。意外だったのはサウジアラビアの3人で、人前で話すのに慣れているのだ。普段から遅刻早退あたり前、ノートもテキストも持ってこないし、やる気があるのかないのかわからない連中なのだが、堂々とした彼らの話しっぷりに、ちょっと見直してしまった。
小生はダイエットの話にしようかと思ったが、糖質制限等の単語はあまりに難しくて断念。ストレスの話を選んだ。プレゼンテーションのようなことには慣れておらず、パワーポイントもできないので、酒の写真を一枚見せただけで、原稿を見ながらしどろもどろでストレスと酒の効用を話したが、未成年者や戒律で酒を飲まない学生も多く、あまり受けなかった。仕事を辞めてストレスがなくなったが、妻と2人で暮らすのがストレスになった、というところは少し受けた。
ストレス解消には、友人と楽しくおしゃべりしましょう、運動をしましょう、等の、若い学生たちと同じような話をするわけにもいかず、ストレスは少々あったほうが生活の刺激になり、健康にも良いという説がある、だからこのような試験はストレスではあるが、精神を鍛え、健康にも良いかもしれないという結論にした。ただ内容はともかく、「話す」ことの技術を採点されたら、あまり高得点はもらえないだろう。担任のビョン先生も渋い顔をしていた。


昨日は疲れたので正坪のサウナに行って垢すり(13000ウォン)、そのあと沙月の e-mart でワインやら野菜やらの買い物でストレス解消(?)。珍しい焼酎があったので買って帰る。青色の綺麗な瓶だが、よく見ると「独島」(ドクト)と書いてある。裏の説明を読むと「独島後援基金のために一瓶30ウォンを積み立てます」だって。この焼酎は1000ウォン(約100円)したが、3円、独島護持のために払ってしまった。もう二度と買わないぞ。捨てるほどのことでもないから飲んでみたが、例によって甘ったるい、いつもの味であった。