松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2011年4月30日土曜日

ロイヤル・ウェディング

昨日は英国のウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式で、BBCなどは盛り上がっていた。2人とも1982年生まれということは、小生より30年若いということか。ケイト妃とは呼べないのでキャサリン妃と日本の新聞はこの日から言い替える。エリザベス女王にもチャールズ皇太子にも老いを感じた。誰にも老いは(ほぼ)平等に訪れる。
モスクワで行われたフィギュア・スケート、キム・ヨナ首位、安藤美姫2位。真央ちゃん、急に痩せて精彩がなかったらしい。
…とこんなとりとめもないことを書いているのは、時差ぼけのせいか目がさめてしまったから。今、午前3時也。

アムステルダム国立美術館

学生時代からの友人・朽木ゆり子さんのロングセラー「フェルメール全点踏破の旅」(集英社新書)を片手に、アムステルダム国立美術館へ。大改修中なので、新館のフィリップス・ウィングでレンブラントやフェルメールを見る。日本語のイヤホンガイドを聞きながら、17世紀オランダ絵画の黄金時代を堪能。フェルメールは「小路」と「牛乳を注ぐ女」が展示してあり、「恋文」と「青衣の女」は他館に貸し出し中だった。次にゴッホ美術館も見ようと思ったが、ここも高校生の修学旅行で長い列。一日に二度も並ぶのは無理とあきらめ、トラムでホテルに戻る・

運河の街

トラムを降りて、あてずっぽうに街を歩く。放射状にある運河を横切りながらぶらぶらしていると、ブティック、骨董屋、カフェなど、小洒落な店も目につく。首からカメラをぶらさげていても、歩いているほとんどの人が観光客なので、恥ずかしくない。カルヴァー通りのボーダフォンの店でプリペイドのシムカードを買い、iphone を使えるようにする。明日会う崔先生とも横井さんとも携帯電話やskypeのおかげで連絡が密に取れるようになった。10年前の旅行とは、通信方法がずいぶん変わってきたことを実感。

トラム、バス、自転車、観光客

アムステルダムの街は観光客であふれていた。右側通行、トラム、バス、自転車、車、人の波、どうも勝手が違って、最初のうちはぶつかりそうになったり、ひかれそうになったり、戸惑いが多かったが、よく注意をすればいいだけで、赤信号でも自分の判断でどんどん渡るようになる。

アンネ・フランクの家

トラムに乗って、アンネ・フランクの家に。朝9時半に行くと、百人以上が列を作っていた。前にはドイツから修学旅行か何かで来た高校生たちとアメリカ人の夫婦2組。約1時間並んでいると、空にはマロニエの木の花が散って舞い続ける。アムステルダム中でマロニエが散っているのは柳絮のようでもあり、路上に花弁が積み重なるのは桜の花が散り続ける光景にも似ている。

2011年4月29日(金)

ヨーロッパ旅行は12年前に宮本徳蔵さんとスペインに行ったとき以来。宮本さんは今年2月2日、80歳で亡くなり、この写真は4月16日、伊勢市にお墓参りに行ったときのもの。

2011年4月29日金曜日

2011年4月28日(木)

 JAL405便で成田からパリ。シャルル・ド・ゴール空港でAF2240便に乗り換え、アムステルダム着。アムステルダム中央駅前のベルビューホテルにチェック・イン。何がベルビューでいっと嘆きたくなる殺風景で独房のような狭い部屋。3泊分(3万円くらいだったか?)はアゴダで支払い済みなので、9ユーロだけシティ・タックスをフロントのお姉ちゃんに払う。
 3月18日〜22日に予定していた韓国旅行は東日本大震災のために中止せざるをえず、旅日記はずいぶん間があいてしまった。
 さて、日本時間だともう朝の5時半。こちらは午後10時半。時差解消のために眠らなくては…。成田からパリまで12時間、エコノミー1人旅は結構しんどかった。