松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2012年12月30日日曜日

2012年12月30日

60歳の誕生日也。
熱海のM君宅。
早暁、東海道線を走る貨物列車の音で目が覚め、静かにこの日を迎えた也。
昨日は快晴で、初島がくっきりと美しかったのだが、雨で、空も海も煙っている。

朝10時、熱海銀座の「釜鶴」で蒲鉾と伊達巻を買い、M君の車で三島へ。
還暦を迎えたオヤジ同士、お互いに抱える悩みを語り合う。
一致したのは、若い頃想像したような、悠々自適の還暦は迎えられなかったなあ、ということ。
M君と別れ、南口へ。三島市に今年から住んでいるTさんが迎えに来てくれる。雨の中、歩いて、「飯嶋」へ。




Tさんのご主人とお店で合流。頼んだのは、鴨せいろの田舎蕎麦。
Tさんのご主人タッジオ氏は食べログの投稿者であることを知る。
この店について。

http://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220501/22000123/

タッジオ氏から、お手製のCD(ABBAのヒット曲を、世界のアーティストがカバーしたもの)をプレゼントされる。この間はクリスマスの曲を編集したCDをもらったので、車の中でずっと聞いています、と伝えたばかり。早速、正月のドライブで聴いてみよう。

還暦の誕生日は、意外なことに1日中雨だった。雨の誕生日というのはあまり記憶にない。夕方、自宅に戻る。今夜はおでん也。 

網代のイカメンチ

12月28日(金)、仕事の最終日、退社して東京駅から新幹線で熱海のM君宅へ。

12月29日(土)、沼津港の「魚がし寿司」で昼食。一年ぶりだが、妙に客が少ない。
12時を過ぎても席が空いていて、外に行列も出来ていない。支店を多く出すと、ネタと腕は落ちてしまうのだろうか。熱燗2本。

いつもM君と訪れる竹倉温泉の錦昌館に寄ると、「年末年始は休み」と貼り紙があり、がっかり。

夕方、網代まで足を伸ばして、「平鶴 」で温泉に入る。昔からときどき訪れる温泉旅館で、太平洋に面した露天風呂があり、泉質が良い。



温まったところで、伊東方向に少し走り、「味里」へ。

 

鯵のタタキとイカメンチ、蟹の味噌汁。他に鯖の味噌煮が付いた「漁師セット」。

イカメンチが名物だが、刺身、フライなど、何を頼んでもはずれのない店で、来たのは五度目くらいか。 



2012年12月25日火曜日

年末の築地

中央区役所へ。娘と婿は婚姻届の提出。小生は、年金請求のための戸籍謄本を手にする。歩いて、明石町へ。
2人に、浅野内匠頭邸跡の史跡を説明し、聖路加病院の前を通って、30年前に住んでいたマンションを見せ、



築地の町を通って、波除神社から、築地市場場内へ。


年末とあって、場内も大混み。「龍寿司」に30分以上並んで、入る。


おまかせ、生牡蠣、寒ブリ、ネギトロ、熱燗2本。さすがに美味しくて満足した。
客の半数が外人だが、この店で感心したのは、決して客にいやな顔をせず、丁寧に接客しているところ。つまみやお好みを客の希望のままに出しているので、決して回転がいいわけではない。お昼時になっても、そのペースが変わらないので、空気を読めない中国人の若者3人組、常連の不倫カップルなど、だらだらとカウンターに居座っていて、外にも長い行列。それでもお客様本位なペースだった。11時過ぎに並んで、店を出たのは、12時半。


築地の場外も、いつもどおり賑わっていた。 

2012年12月24日月曜日

2012年12月24日(月)

1週間、忘年会続きで忙しかったので、メモ代わりに。


麻布十番「いと正」で精進料理。30年ぶりくらいに訪ねた。


神田の「雲林」で上海蟹。陽澄湖産のマークがついている。


表参道の「brasserie holoholo」。Cさん、行きつけの店。美味しさのあまり、料理の写真は撮れなかった。白、赤とワインを飲んだのは、久しぶり也。


そのあと、A氏、N氏と「東坡」へ行き、白酒と名物の麻婆豆腐を食べたら、せっかくホロホロで食べた「豚足とミミガーのメンチカツ」や「ほろほろ鳥もも肉のロースト」の余韻が、麻婆豆腐の辛さで上書きされてしまった。



 23日、米長邦雄さんのお通夜に出かける。目黒区碑文谷の円融寺示真殿にて。
昭和の終わり頃、約3年間、毎日のようにお会いしていた。
この写真は名人位を取った49歳の頃か。


家人手製のキンパブ。韓国海苔をたくさんもらったので。


娘と婿のための食卓。ポトフの豚肉も2日間煮込んで、柔らかく、ジューシー也。


明日のクリスマスの日に入籍をするので、ご馳走のあと、「ノア」のフルーツ・ケーキ。

 

2012年11月26日月曜日

再投稿 夜明けの富士

自分で撮った富士山の写真が削除された。
なぜか???





滞在中の知人の別荘の庭から朝焼けの富士山を撮った写真を削除するのはなぜか?
著作権は小生にあり、富士山に肖像権や拒否権はない。
考えられるのは、Bloggerが自動的に何らかの基準でチェックしていること。
昨年5月のフェルメールの写真も削除された。それは投稿してから1年数ヶ月後。
この削除の理由は、想像できなくもない。

昨日の「夜明けの富士」は、1日で削除された。
誰かの絵画か写真が強力に著作権を主張し、似たような構図の写真を排除し続けているのだろうか?
試しに、同じ時に撮った4枚の写真を投稿する。


 

2012年11月25日日曜日

夜明けの富士


大泉の山荘から、夜明けの富士を見る。霜が降りて、一番の寒さ。
大気が澄んで、富士が鮮やかに見える。10年近く通って、このように美しい富士を眺められたのは初めて。家族3人で手を合わせる。
朝8時出発、三鷹駅で娘を降ろし、11時半に帰宅する。
 

2012年11月24日(土) 玄米ごはん




今日のランチは、「ルラシェ 癒しの杜」へ。会員制のリゾートで、マクロビオテック・レストラン。
<ルラシュ癒しの杜でお出しする全てのお料理は、マクロビオティックをベースに、動物性の食品、卵、乳製品、白砂糖など、カラダに負担になる食材は一切使用していません。
『華やかで美味しくカラダにやさしいお料理』です。
玄米などの全粒穀物、野菜、豆類、海草類などを中心として、調味料も原料からこだわり伝統的製法でつくられたものだけを利用しています。>

http://www.relache-iyashi.com/

レストランの客はわれわれと、もう一家族だけ。
3連休の2日目のランチにしてはちょっと寂しさがつのる也。
玄米を久しぶりに食べる…というか糖質制限ダイエットをしているので、ご飯を食べるのが久しぶり。ハンバーグも肉は使わず、豆でできていた。

2012年11月23日(金) 中村農場

 
秋晴れで、八ヶ岳の山脈、稜線がくっきりとしている。


「あずさ」に乗って、東京から娘がやってくるので、小淵沢駅まで迎えに行く。
3連休の初日の朝、通路に立ちっぱなしで来たそうな。ご苦労様…。


 





近所にある「中村農場」に初めて行く。10時に名前を書いて、11時15分からメニューを聞かれ、11時半オープン。行列が並ぶ人気食堂である。家人と娘は、卵かけご飯の定食、小生は焼き鳥ランチ、他に唐揚げ、プリンなど。放し飼いの地鶏なので、噛み切れないほど固いが、うまみ、ジューシーさは普通の鶏とは段違い。次回は親子丼を食べてみたい(注文する人多数)。 

2012年11月23日金曜日

2012年11月22日(木)  晩秋の大泉

八ヶ岳へ。三連休前の平日なので、さすがに中央高速は空いていた。

明日からはかき入れどきのリゾナーレも空いている。
モミノキが並べられ、クリスマス商戦の準備は万端。

アウトレットも寂しい。靴とセーターなど買って、また昼食は「庫楽」へ。

甲府地鶏の塩麹焼き。向かいの家人はまた松花堂弁当。


Blogsy により投稿されましたBlogsy により投稿されました

2012年11月11日日曜日

魔性の味

二週続けて神戸へ。


新神戸オリエンタルアベニューにある「金寶來」にて、香り高き白酒を味わう。


スペアリブの唐揚げ。南乳を使っている由。


一見あわびのように見えたが、半片と野菜を炒めた一皿。
ダイエットしている身には有り難し。食感も良く、さっぱりとしている。


冬瓜とハチノスの煮込み。こちらは、こってりとして深みのある美味しさ也。
神戸はやはりレベルが高いと実感。白酒の酔いで、最終の新幹線でぐっすり。

「魔性の味」は、翌日出かけた合羽橋。
「オンリー」という名前の喫茶店があり、そこのキャッチフレーズなのだ。


店名やコピーの由来は知らないが、まことにいい味を出している。
「オンリーさん」という言葉を知っている世代だけが感じられるおかしみ也。
家人と数年ぶりに入ってみたが、やはり珈琲はなかなかのもの。
合羽橋、外人観光客多し。巨大なアメリカ人夫婦が台所用品を抱えて、小さな椅子に座って一休みしていた。 

2012年11月3日土曜日

神戸へ

11月2日(金)

K学院大学人文学部のキャリアトレーニング講義のために、今週と来週、2度にわたり学生相手に話をする。
終了後、元町へ。ホテルでA教授が待っていてくれた。
ホテルの隣にある「Di-Shiner」で、牡蠣、カルパッチョ、リブロース他。マスターはAさんの教え子で、一緒に杭州で宴会に出たことも。

http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28004989/

お酒はAさんの南インド土産であるココナツの焼酎を飲む。
2軒目は三宮にあるシャンパン・バー「天使のあわ」。2年ぶりくらいか。

http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28001000/

Aさんの飲み友達Oさんを誘って、3軒目は生田新道にある「うさぎ」というBarへ。

店舗画像1


アイラ・ウィスキーを1杯ずつ飲んでお開き。Oさんは獣医さんだそうだが、品のある楽しいお酒を飲む女性だった。
久しぶりの神戸の夜を案内してくださったAさんに感謝。

2012年10月31日水曜日

故郷の秋

10月28日(日)、札幌のホテルをチェックアウトして、スーパーカムイで滝川へ戻る。弟が迎えに来てくれた。
滝川発全国区のニュースにはこの数年ロクな話がない。いじめ自殺。生活保護費の不正受給。困窮姉妹の凍死…。
横綱白鵬が観光大使となって「白鵬米」なるブランド(中身は普通のユメピリカ米)を立ち上げたのは、久しぶりに明るいニュースかも。


弟に聞いたのだが、大政綾(おおまさ・あや)というタレント・女優が滝川出身で、今や人気絶頂なのだそうな。姪が通った高校の1、2年上にいたという。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%94%BF%E7%B5%A2



それはともかく、弟の推薦する、図書館やTSUTAYAを一緒に見て回る。これは、新十津川町図書館。ゆったりとした開架式で、新刊本もよく揃い、使い勝手がよさそうであった。


滝川市の中心は典型的なシャッター通りで、商店街は壊滅状態。
トップヴァリュー、JUSCO、洋服の青山、TSUTAYA、ユニクロ、といった大型郊外店が国道沿いに林立する、日本中どこにでもある風景となっている。
個人書店もほとんど潰れ、弟はもっぱら図書館とTSUTAYA、ブックオフで本を探している。



巨大ショッピングモールの中にあるこのTSUTAYAをのぞいてみると、映画のDVDなど、なかなかの品揃えで、監督コーナーには、小津・黒沢は当然だが、市川崑、大島渚、吉田喜重、寺山修司といったあたりまで、すべての作品が並んでいた。


ブックオフの中には、ハードオフ(家電製品)、ホビーオフ(おもちゃ、ゲーム等)まであって、衣類から楽器、日用品に至るまで、広大な建物の中に、膨大な中古品が売られていた。



石勝線が出来て、札幌から帯広・釧路方面へ行く列車は滝川を通らなくなった。
「交通の要衝」と言われたのは遠い昔になりつつある。
日曜の夜、暗い、寂れた駅前で営業する「美食工房 座笑」で、同窓会。

http://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010705/1035807/

小学校・中学校の同期生9人が集まる。皆と会うのは10年ぶり。
この店は昨年できたばかりらしいが、まずまずであった。
10年前に集まったときは「漁火」(いさりび)という、どよーんとした暗い(?)居酒屋だったことを思い出す。
2次会はスナックでカラオケ。曲を探すのにもう本はなく、タブレットみたいなもので予約する。しかし、お目当ての曲が見つからない(収録曲の少なさ)のにはちょっとがっかり。
こちらも皆還暦だが、やはり若々しい。
来年は温泉旅行でも計画しようと理容院を経営しているKさんが提案して、お開きに。

帰宅途中、タクシーが実家敷地内の溝にはまって大騒動。JAFを呼んで救出してもらう。