松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2014年11月4日火曜日

石窟庵 芠皇寺

仏国寺から石窟庵までは山道を8キロ、過去2回はタクシーで登ったが、今日は12番バスに乗ってみる。1時間に1往復のこのバスも1500ウォン。登山服姿の賑やかなアジュンマたち、どこかの教会のシスター2人、中南米系のカップル、広東語を話す中国人(おそらく香港)等、平日とあってのんびりしている。







山門から石窟庵までの山道、10分か15分くらいの参道だが、8年前、初めて来た時の凍えるような寒さを思い出す。登っていると汗ばむ一方で、この参道の日陰は意外に寒さがしみてくる。地形などの気象条件なのか、なんだか不思議な道である。この参道にはちょっと紅葉を期待していたのだが、たいしたことがなかった。日本海に近い山並みの中に紅葉黄葉の絶景ポイントがあるそうな。




石窟庵は相変わらず工事中なので、ガラス越しに眺めるだけ。仏像の後ろに回り込んだり、周囲の四天王、十大弟子、観音菩薩など、こまかな部分を楽しめないので、つまらない。そそくさと降りてきたら、ほかに見るべきものもなし。さっさと参道を降り、1時間で十分だった。午後2時発の仏国寺行きに乗り込む。仏国寺前からはまた11番市内バスに乗り、普門団地等のリゾートホテルや遊園地の地帯を過ぎて、初めての芠皇寺(본황사 プンファンサ、ブヌファンサ)へ。





新羅時代、善徳女王3年(634)に建てられた石塔は、七重または九重の等だったと推測される。1915年に朝鮮総督府が解体・修理を施し、三重の塔を再建した。予想通り、小さく素朴なたたずまいに好感を持った。他の寺は入場料4000ウォンだが、ここは1700ウォンとつつましい。


最後はまたチョンソンデに立ち寄って、慶山に戻った。秋晴れ、風もなく、穏やかな1日也。

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