松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2014年7月27日日曜日

韓国の夏

2014年7月26日(土)
今週初め、名古屋も東京も梅雨明けとなった。
韓国には「梅雨明け」に相当する言葉はないそうで、「長雨が終わる」と言う。
韓国の長雨はまだ終わらない…はずだった。
7月7日、小暑。7月18日、初伏。7月23日、大暑。
暦の上では夏のさなか。大邱では、24日(木)から猛暑が続く。月曜日の段階で、週末は雨が続くとの予報だったので、語学堂では25日(金)に予定していた「文化体験」(密陽へのバス旅行)を来週の火曜日に延期を決定。ところが予報は外れて、このように快晴続きだ。日本でも何度も体験したが、「もうこれは梅雨が明けてるだろ? 梅雨明け宣言なぜしない?」の状態ではないか。







これは7月20日(日)に大邱大学で行われたTOPIK2の時のスナップ。大邱大学は嶺南大学前からバスに乗って1時間近くかかる。イメージとしては慶山市の田んぼの真ん中にある感じ。嶺南大学だって大邱市外の田舎にあるので、上には上がある、もっと田舎の大学という印象。キャンパスは嶺南大学に劣らず広いし緑が豊かだが、周りには何もない。学生たちは延々バスで通うしかないから、入学が決まったら親に車を買ってもらうというのは、地方大学にとっては現実的なことなんだと実感した。
ちなみに数ある大邱の大学のうち、東京6大学ならぬ大邱5大学は、慶北大、嶺南大、啓明大、大邱大、大邱カソリック大、なのだそうだ。このうち慶北大だけが国立で、あとは私立である。

TOPIK2は午後1時に始まり、午後4時半に終了。全国一斉なので、運営はしっかりしている。教室を探して入ると、小生の指定座席がある。机には受験票と外国人登録証(ないしはパスポート)を置き、試験官が必ずチェックして解答用紙にハンコを押す。

13:00~14:50   듣기(聞き取り50問) 쓰기(短文、長文の作文等)

15:20~16:30  읽기(読解50問)

300点満点だが、我々の目標は120点以上(3級)、成績が良ければ150点以上(4級)である。
5級は190点以上、6級は230点以上だが、5級・6級は難関で、これだけの量と質の問題を手早く解くためには1、2年くらいの韓国滞在ではちょっと手が届かないのではないか。
翌日からインターネットに問題も回答も発表される。小生はぎりぎり3級に受かったかどうか…であった。解答はほとんどが4択式で、4つの答えの中から正解を選んでマークシートを塗りつぶす。模擬試験も含めて何度も練習したが、例えば읽기でも今のわれわれの実力では、50問中、70分間で解けるのはせいぜい30問くらいだ。残りの20問は適当にマークシートを埋める。するとだいたい20問中5問くらいは確率的に正解となる。この部分に期待するしかない?というトホホな試験である。

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