松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2016年5月14日土曜日

韓国学科踏査会

2016年5月13日(金)

朝8時20分、晩村駅近くで韓国学科7人+哲学科1人+助教Kさんの9人が集合。マイクロバスで行くのかと思っていたら、9人乗りの大型バンのレンタカーをCさんとK助教が交代で運転するのだった。踏査会ではお決まりのビニール袋に入ったお菓子、果物、牛乳と、ミネラルウォーターを配られた。










高速道路に乗って約2時間、慶尚北道最北部の町・榮州(ヨンジュ)にある紹修(ソス)書院に着いた。紹修書院は韓国最初の賜額書院で、中宗37年(1542年)に豊基郡守の周世鵬(チュ・セブン)が、高麗末期の儒学者で最初の性理学者であった晦軒安珦(アンヒャン)を称えるため白雲洞書院を建てたことから始まった。
その後、退溪李滉が豊基郡守に赴任し、朝廷に建議して紹修書院という扁額を受けることになった。賜額書院とは国から本、土地、奴婢の下賜を受け、免税、免役の特権を持つ書院のことである。
今回の旅の幹事役であるCさんの始祖が周世鵬(1495~1554)であることもあり、ここへ来たのだが、博物館や隣のソンビ村を見学するでもなく、あっさりと次へ向かう。実はソンビ村の入口にある食堂街で昼食の予定だったらしいが、数軒の食堂がすべて工事中だったのだ。
今日は曇り空だが、まずまずの気候で、車は安東に向かった。


退溪李滉を祀った陶山書院である。韓国でも一番有名な書院といってもいいかもしれない。5、6年ぶりに来たのだが、やはり洛東江の風景と山の傾斜の中に建てられた書院群は別格の雰囲気がする。牡丹の季節が終わっていたのはちょっと残念。階段に沿って紫色の牡丹が花開くと、独特の知的空間(?)が現出するのである。



午後2時過ぎ、安東の食堂でサムギョプサル。焼酎も2杯だけ飲んでみた。
深夜少しだけ痛風の痛み。いきなり高カロリーを摂取しすぎたのか、わずか2杯の焼酎が悪かったのかは不明。

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