松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2016年5月5日木曜日

授業あれこれ(2)

火曜日    日本語作文「スタディ」

午後6時から、日語日文科の学生5人と一緒に日本語作文を教える「スタディ」。
「スタディ」とは、「自主授業」というくらいの意味だろうか。
出欠も点数もなく報酬もない、まさに自主的なサークルだ。日語日文科のC先生から依頼されて始めたが、とても面白い。
男子1名、女子4名。5人全員がそろうことはまだ1度もない。課題の作文を添削、指導。
週に1時間の作文指導では中途半端。ペーパーを配って説明をしたり、質疑応答も加えて、だんだん形になってきた。女子3人は長崎、静岡、北海道の大学に1年間交換留学で通っていた。もう1人の女子は母親が日本人。ただ1人の男子はアニメおたくで日本中旅行しているらしい。
皆、話すのはそこそこだけど、作文は1人を除いて、まだまだというレベル。


 水曜日  최재목/동아시아사상비교연구    崔在穆「東アジア思想比較研究」

この講義は、韓国學科ではなく大学院哲学科の講義。チェモク先生が10年前に日本で出版した日本語による「東アジア陽明学の展開」に加筆、増補したもの。中国語版から韓国語に翻訳したテキストが出版されたばかり。日中韓3国の陽明学思想を解説、分析したものだ。チェモク先生は日本語も中国語も堪能なので、こういう発想の本が生れた。講義は難解だが、感覚的に受け取れば良いと思っている。思想の原理原則についてこれまで考える機会も余裕もなかったので、わからないなりに面白いような気がしてきた。

水曜日 19時から20時半 テグハル 中級日本語個人授業
Kさんという20代後半の女性に個人授業。嶺南大学の工学部を卒業したあと、東京で日本語学校に1年半通ったという。亀尾(クミ)にある日系企業で働いている。会話、読み書き、まずまず平均的によくできる。夏目漱石も太宰治も知らないが、東野圭吾は好きでよく読むとのこと。ただし韓国語版。日本語の文庫を毎日少しずつでも読んでほしい。


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