松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2011年5月3日火曜日

2011年5月2日(月)

横井さんと家の周りを一緒に散歩。ベルンの中心部からわずか十数分の緑豊かな地域。遠くにアルプスを望み、牧場ののどかな景色を眺めながら歩く。11時にマリスがやってくる。彼女はスイスエアーのアテンダントで50代初めか。灰色の髪を持ったなかなかの美女で、横井さんとは小生と同じく20年来の友人。ボンベイのフライトから帰ってきたばかりで、インド産のメロンとマンゴーがお土産。あとで食べたが、ボンベイのマンゴーというのは独特の香りとねっとり感で美味。
マリスの車で、今日はトゥーン Thun へのドライブ。ベルンから南へ25キロ、アルプスに向かって、スイスの絵はがきのような風景の中を走る。アルプスが近づくと中央高速からの八ヶ岳や南アルプスを思い出し、トゥーン湖の周りを走ると芦ノ湖のことを思い出す。亜流や似せ物を見てから本物を見るような妙な気分であった。マリスが探しておいてくれた seerose hotel の湖に面したレストランで、perch (スズキ科の淡水魚)のフライを食す。小さく淡泊な白身魚でムニエルかフライで食べる、スイスの湖ではポピュラーな料理。レモンとホワイトソースで食べる。白ワイン少々。

湖を一周しながら対岸の Schloss Thun トゥーン城へ。12世紀以来の城だが、4本の円塔が珍しい。最近スイス人の銀行家が買い取って修復工事中で、横井さんもその中に展示室をと持ちかけられているそうだ。
暑くもなく寒くもなく、風もなく、シーズン前の快適な一日をスイスの風景の中で満喫する。マリスは横井さんのアシスタントのようにフライトを調整して何度も一緒に来日している。ドイツ語なまりの英語はときどき聞き取りにくいが、自己主張の少ない穏やかな人柄で、横井さんの周りにはいつも彼女のような助けてくれる人物が現れる。(小生もその1人か。ちょうど1年前は成田まで送っていって、成田ヒルトンに泊まり、チェックインするまでお世話をしたのだった)
夕食は近所のピザ屋に繰り出す予定だったが、横井さん少々お疲れのようで、ありあわせのものを食べて一日が終了。

3 件のコメント:

  1. おお、やっと食いもんの映像が!

    この調子で旨そうなものじゃんじゃん揚げて下さいな。

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  2. こちらにきてから、美味しいものをほとんど食べておらず、これが最初の、撮影に値する料理だったのです。

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  3. オランダでムール貝食べませんでした?

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