松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2013年12月13日金曜日

2013年12月13日(金)

授業が始まって2週間、穏やかな晴天が続いていたが、ついに厳しい寒さが始まった。ソウルはじめ北の地方では積雪のニュースが続く。ここ大邱では雪が少しちらつくが積もることはあまりないらしい。今朝の気温は-2度くらいか。水たまりは凍っている。


今日は語学堂全員でバス5台を連ねて日帰りの浦項(ポハン)ツアー。



各学期ごとに、このような交流イベントがあるらしい。昔短期間出席したソウルの語学学校でもキムチ作りやら太鼓(ジャンコ)遊びやらがあった。今日はなんだか季節外れのツアーで、東海に出てフィッシングヴィレッジで魚を釣ったりサザエを捕まえたり、午後は宝鏡寺(ポギョンサ)という地味なお寺に行ったり。






この寺は大きな建物もなく小規模だが、周囲の森や渓谷が有名らしい。紅葉も終わり、寒風も厳しく、途中まで歩きにくい岩だらけの道を歩いて引き返した。
若者たちは楽しそうだったが、小生とモハ氏(30代半ばのサウジ人)は所在無げに雑談ばかりしていた。クラスで左隣のモハ氏、2年前にサンフランシスコで出会った韓国人女性と結婚して大邱に住むことになったのだという。英語が流暢なのはカナダとオーストラリアで長く暮らしたせいらしい。昼食のプレートの中にある豚肉を食べているので、「食べていいの?」と聞くと、「これはプルコギだから牛肉なんだ」ととぼけている。人前、特にアラブ人の見ているところでは決して飲まないが、家ではビールかワインをよく飲んでいるという。

若い学生たちは概してマジメである。休み時間は中国語の洪水になってしまうが、授業にはコンスタントについて行っている。韓国に来て三ヶ月とか六ヶ月というのに先生との受け答えは小生以上に反応が早い。発音はひどいが、基本的には理解して、予習復習もしている様子。モハ氏も同様にマジメで熱心。せっかく提出したワークブックを先生がすぐに返してくれないのに文句をぶつぶつ。1級の時の先生は毎日ワークブックを提出させ毎日採点して返してくれたとか。そんな厳しいのは勘弁してほしい…。

中国の若者たちは皆達者な英語を話し、iPhoneや Garaxyの最新携帯を持ち、服装もお洒落である。韓国から近い、蘇州や合肥といった江南の人種が多いようだ。また、韓国ではほとんどの若者がSMSにカカオトークを使用し、LINEは見かけない。担任のY先生が全員の携帯やメールを聞いた際、携帯を持っていても携帯番号を持たない者が数人いたのに驚く。カカオトークは無料で、IDさえ認識すればつながるから、携帯電話番号を持たなくても生きていけるのだ。知らなんだ…。節約の知恵なのだろう。

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