松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2013年12月23日月曜日

テジカルビ

12月16日(月)は、朝の登校時よりも午後の下校時(13時以降)の時の方が寒かった。
底冷えと風の冷たさ。手がかじかむ。かじかむ、というのは標準語だったろうか?






12月16日(月)、17日(火)、2日続けて孤山のCF先生を訪ねる。上の写真は、17日、CF先生、CH先生と食べたテジカルビ也。韓国で焼き肉を食べたのは1年半ぶりだ。

CF先生は孤山駅から10分ほど歩いた証正寺に仕事場(書斎)を持っている。高校の校長を退職した時以来20年近く、この小さなお寺の一室に毎日通っているという。
先生は作家であり、歴史小説、童話、評論も書いている。崔鉉培(チェ・ヒョンベ)という言語学者・独立運動家の信奉者、弟子をもって任じている。漢字を排し、ハングルのみを使うべしというハングル専用主義者だ。お孫さんたちの名前はハングルのみで、漢字名はない由。
韓国では、漢字存続、復活論とハングル専用論とは解放後長い戦いの歴史がある。小生には、ハングル専用論は長い歴史を持つ漢字文化を捨てるという大変に勿体ないことであり、ナショナリズムの弊害としか思えない。この辺、まだCF先生と突っ込んだ議論をしたことはない。先生はかつて学校で、漢字を教えるクラスと教えないクラスとを作って実験をしたことがあるという。漢字を教えたクラスの成績は悪く、生徒たちには負担になってしまった、と回想する。この部分は4日後のCC先生との話に続く。
LW先生、CF先生、CC先生、CF先生は、以前にも書いたが昭和ひとけた前半世代、大邱市内の中学や高校の校長を最後に退職して20年近い、文学同人誌と山岳会の仲間である。先月LD先生が亡くなったのでわずか4人だけの仲間になってしまった。

テジカルビの話に戻ると、甘いタレにつけた豚肉を焼く炭火の火力は強く、すぐに焦げてしまうので、いくつか無駄にしてしまった。マッコリを2本。まあ、頑張って勉強しなさい、と励ましてもらった。小生も少し、たどたどしい韓国語で話した。

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