松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2017年1月14日土曜日

町田別荘、深夜食堂

2016年10月30日(日)
教大駅でKさん、K君と待ち合わせて、學岡美術館(ハクガン美術館、町田別荘)へ。


これは画家であるK君の父が開館した個人美術館で、所有する日本家屋に日中韓の美術コレクションを展示したもの。10月10日にオープンして、秋史(チュサ)と石齋(ソクチェ)という朝鮮の書家の作品を展示していた。












K君は子供の頃この家に住んでいたらしい。画家である父親には会えなかったので詳しい経緯はわからないが、植民地時代は町田という日本人の別荘だったという。天井や欄間の装飾などを見てもかなり凝ったもので、保存価値のある貴重な建物だと感じた。K君は近所のアパートで両親と暮らしている。父親は3月には済州島で新たに美術館を開くというからお金持ちであるらしい。多彩で雑多なコレクションの価値は、残念ながら小生には素養がなくほとんどわからなかった。


「大正4年5月藤本」の箱を開けてみると朱塗りの盆が5つ、良い状態で保存されていた。骨董品として、どれくらい価値があるのだろう。


ポジャギが掛かっているいる欄間も、建築的な価値があると思う。K君、Kさんとは後日「君の名は。」を見に行くので、後述。
 彼らと別れて、防川市場へ。Gさん、Mさんと合流。Mさんは最近大阪から大邱へやってきた40代の在日韓国人。大邱で食堂を開きたいということで、食堂を経営するGさんがアドバイスをしており、この日は小生が防川市場を案内した。Mさんは「深夜食堂」のように、カウンターの中にいる自分が、1人でお客を迎えるような日本食堂をやりたいのだという。小林薫主演のこのドラマはアジアでも人気で、台湾版、韓国版のドラマも始まった。
 防川市場の人を紹介したり、物件をいくつか見て回る。これもその後紆余曲折があった。場所はとても気に入ったのだが、権利金が高すぎて結局断念し、別の場所で良い物件が見つかることになる。それは意外な場所だった。


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