松林寺 大邱・八公山(パルコンサン)にある名刹

2013年7月9日火曜日

サグラダ・ファミリア

2013年6月16日(日)

午後1時、ホテルにKさん、M君。Kさんはバルセロナ大学の学生で、小生の会社時代の同僚の娘さん。M君はカタルーニャ人のボーイフレンドで、2人に会うのは昨夏以来。その時には四川飯店で彼女の両親など、7、8人で食事をしたのだった。

今日は今回の旅のメイン・イベントとなるはずで、グエル邸、カタルーニャ音楽堂、サグラダ・ファミリア見学のあと、カテドラルの前でカタルーニャ文化紹介ということで、castellers(人間タワー)とgegants(巨人)のデモンストレーションを見たり、バルセロネータあたりのレストランに行って魚介類を食べようというのがプランだった。
残念ながらわれわれ夫婦は体調がイマイチ、一緒にデモンストレーションを見たり、食事をすることはやめにして、グエル邸、カタルーニャ音楽堂、サグラダ・ファミリアだけにしたいと若い2人に伝える。いろいろ事前にチケットを取ってくれたり、観光プランを準備してくれたKさんには申し訳なし。



















グエル邸はガウディが手掛けた個人住宅で、中は高い吹き抜けになっており、礼拝堂やパイプオルガンもある。階段で登るのが辛く、屋上までは行かなかった。カサ・ミラと同じような奇抜でカラフルな煙突があるらしい。入場料は24€。次はカタルーニャ音楽堂へ。











ガウディの師匠でありライバルだったモンタネールが設計したコンサート・ホール。柱や彫刻、天井に至るまで凝りに凝った装飾に満ちている。ガウディの抽象性とは異なり具象的で温かい印象があった。入場料35€。





いよいよ、サグラダ・ファミリアへ。入り口の受難のファサード前でKさん、M君とは別れる。入場料は38.60€だが、これらは事前にKさんが足を運んだり、ネットで入場券を入手してくれたからこそ。炎天下に並んで売り場の長い列に並ぶことはとてもできなかった。








エレベーターで高さ80メートルの建築現場へ。





降りるのには数百段の階段を使わねばならないのだが、下りのエレベーターに無理やり乗せてもらい、辛い思いをせずに済んだ。































生誕のファサード前で記念写真を撮り、一連のガウディ見学が何とか無事に終了した。上を見上げてばかりで首が痛くなった。とにもかくにも、ガウディを見て死ね、とは誰もいわないが、冥途の土産である。家人の希望を叶えてあげられたことに安堵する。

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